前回に引き続き実現したいことのための一環としてPythonでExcelを操作してみようと思います
そのために【openpyxl】というライブラリを使用しています
バージョン | |
OS | Windows 11 Pro |
Python | 3.12 |
openpyxl | 3.2.0b1 |
-
Pythonでファイル読み込み - ナストンのまとめ
ちょっと私的なプログラムをPythonで作成しようとしてその初歩的なことのメモとなります バージョンOSWindows ...
続きを読む
セルの値を取得する
Excelを開いてシート分ループし、セルを1個ずつ取得しています
# ライブラリの読み込み
import openpyxl
# Excelファイルの読み込み
wb=openpyxl.load_workbook(r"Excelのパス")
# シート分ループ
for sheet in wb:
print(sheet.title)
for row in sheet:
for cell in row:
print(cell.value)
マクロが含まれる場合の注意点
Excelを開く際に引数に『keep_vba』をTrueして渡す必要があるそうです。これをしないと内容を変更して保存する際に正しく保存できないそうです
wb = openpyxl.load_workbook(r"マクロが含まれるExcelのパス", keep_vba=True)
# 保存する際におかしな状態で保存されてしまう
wb.save("Book1.xlsm")
シート上のデータ最終行列の取得
シートに記載されているデータの最終行列を取得する関数が用意されている
for sheet in wb:
print(f"{sheet.min_row=} {sheet.min_column=} {sheet.max_row=} {sheet.max_column=}")
# 実際に動かした結果
# sheet.min_row=1 sheet.min_column=1 sheet.max_row=3 sheet.max_column=32
セルの値を更新する
セルの値を更新する方法は2パターンあり、A1といった指定の仕方と行・列・値の指定の仕方があります
rng1 = sheet["A1"]
rng1.value = 123
print(rng1.value) # 123
rng2 = sheet.cell(2, 2, "abc")
print(rng2.value) # abc
実際にさわってみて
実際にPythonでExcelを操作してみて以前PowerShellでExcelを操作したときとあまり変わらない印象を持ちました
-
PowerShellでファイル読み込み(Excel) - ナストンのまとめ
Excelファイルを読み込んでみる 読み込むファイルの種類 今回、紹介するファイル読み込みは以下の拡張子が対象です・Ex ...
続きを読む