今回はAI搭載エディターであるcursorというものに対してAzureOpenAIを使えるようにするための手順となります
本記事内容は執筆時点での内容となる為、もしかしたら画面の編成や設定項目が変わっている可能性があります
名称 | バージョン |
---|---|
cursor | 0.46.11 |
cursorってそもそもなに?
VSCodeライクな無料で使えるエディタでAIChatなどがあらかじめ搭載されているものとなります
GitCopilotと同様に月額課金や年間課金などありますが、VSCodeと違うのはOpenAIやGoogleなどのAPIキーを使えるようになっています
詳しくは以下の公式サイトで確認してください
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Cursor - The AI Code Editor
Built to make you extraordinarily productive, Cursor is the ...
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AzureOpenAIを準備する
まず初めにcursorで使用するためにAzureOpenAIを準備します
Azureにアクセスし、『リソースの作成』をクリックします

続いて、検索窓に『OpenAI』と入力すると、【Azure OpenAI】という項目が表示されるので作成をクリックし『Azure OpenAI』を再度クリックします

各項目に対してそれぞれ値を設定し、『次へ』をクリックして【レビューおよび送信】まで進めて作成を完了させます

【Azure OpenAI】の作成完了後、そこにアクセスすると以下画像のような箇所の【Explore Azure AI Foundry portal】をクリックします

別タブで以下のようなサイトに移動するのでそこにある【共有リソース】>【デプロイ】>【+ モデルのデプロイ】>【基本モデルをデプロイする】をクリック

【推論タスク】を【チャット完了】という項目でフィルターをかけ、いずれかのモデルを選択して【確認】をクリック
ここで注意したいのが、【チャット完了】という種類でないとcursorに設定できない可能性があります

選択したモデルによってデプロイ名以外に設定が必要になりますが、それぞれを設定してデプロイが完了すると画像のように表示されます
これでAzureOpenAIの設定は完了となります

cursorに設定する
cursorを起動し、右上にある歯車マークをクリックします

【Model】>【Azure API Key】は最初はOffになっていますが、それぞれ値を設定することでOnにすることができます

設定する値はそれぞれ以下から取得できます
まず最初の項目であるBase URLは【Azure OpenAI】上の以下から取得します
【キーを管理するにはここをクリック】をクリックします

画像上のエンドポイントが Base URL に キー1、キー2いずれかを API Key に設定します

Deployment Name にはモデル作成時に設定したデプロイ名をそのまま使用します
これでcursor上での設定は完了となります。もし、エラーが発生した場合はBase URL、Deployment Name、API Keyのいずれかに間違いがあるか、設定したいモデルが対応していていない可能性があるので別のモデルを用意するなどしてみてください
会社紹介
私が所属しているアドバンスド・ソリューション株式会社(以下、ADS)は一緒に働く仲間を募集しています
会社概要
「技術」×「知恵」=顧客課題の解決・新しい価値の創造
この方程式の実現はADSが大切にしている考えで、技術を磨き続けるgeekさと、顧客を思うloveがあってこそ実現できる世界観だと思っています
この『love & geek』の精神さえあれば、得意不得意はno problem!
技術はピカイチだけど顧客折衝はちょっと苦手。OKです。技術はまだ未熟だけど顧客と知恵を出し合って要件定義するのは大好き。OKです
凸凹な社員の集まり、色んなカラーや柄の個性が集まっているからこそ、常に新しいソリューションが生まれています
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