プログラム 技術

JavaScritptからMySQLにアクセスする

これまでPythonやC#でデータベース(MySQLやSQL)に対してアクセスしたり、データ取得したりデータ登録したりしてきましたが、
今回はJavaScriptで以前少し説明していたExpressを用いての方法となります
また、Expressに対してはPostmanを使用しています

名称バージョン
NodeJS20.12.2
npm10.5.0
Express4.21.1
mysql2.18.1
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REST APIを自作してみる(その2) - ナストンのまとめ
REST APIを自作してみる(その2) - ナストンのまとめ

前回の章ではPOSTした結果をサーバーが起動している間だけ値を保持するところまで作成しました今回は、サーバーが停止しても ...

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テーブルの作成

基本的には前回のPythonと同様にSQLコマンドを実行して作成する感じとなっています

const express = require('express');
const mysql = require('mysql');

const app = express();
const port = 3000;

// MySQL接続設定
const db = mysql.createConnection({
    host: 'localhost',
    user: 'root',
    password: 'rootのパスワード',
    database: '対象DB名'
});

const tableName = 'TestTableNode';

// MySQLに接続
db.connect((err) => {
    if (err) {
        console.error('MySQL接続エラー: ', err);
        return;
    }
    console.log('MySQLに接続しました');
});

// テーブル作成
app.get('/createTable', (req, res) => {
    const createTableQuery = `
        CREATE TABLE IF NOT EXISTS ${tableName} (
            id INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
            name VARCHAR(255) NOT NULL,
            age INT NOT NULL
        )
    `;
    db.query(createTableQuery, (err, result) => {
        if (err) {
            res.status(500).send('テーブル作成エラー');
            return;
        }
        res.send('テーブルが作成されました');
    });
});

app.listen(port, () => {
    console.log(`サーバーがポート${port}で起動しました`);
});

上記を実行し、そのURLにPostmanでアクセスするとテーブルが作成されています(今回はデータベース名を『TestDB』としています)

テーブルにデータを登録する

先ほど作成したテーブルに今度は実際にデータを登録してみます

const express = require('express');
const mysql = require('mysql');

const app = express();
app.use(express.json()); // 追加
const port = 3000;

// MySQL接続設定
const db = mysql.createConnection({
    host: 'localhost',
    user: 'root',
    password: 'rootのパスワード',
    database: '対象DB名'
});

const tableName = 'TestTableNode';

// MySQLに接続
db.connect((err) => {
    if (err) {
        console.error('MySQL接続エラー: ', err);
        return;
    }
    console.log('MySQLに接続しました');
});

// データ登録
app.post('/addData', (req, res) => {
    const { name, age } = req.body;
    const insertQuery = `INSERT INTO ${tableName} (name, age) VALUES (?, ?)`;
    db.query(insertQuery, [name, age], (err, result) => {
        if (err) {
            res.status(500).send('データ登録エラー');
            console.log(err)
            return;
        }
        res.send('データが登録されました');
    });
});

app.listen(port, () => {
    console.log(`サーバーがポート${port}で起動しました`);
});

上記を実行し、そのURLにPostmanでアクセスすると対象テーブル上にデータが作成されています

テーブルに登録されているデータを取得する

最後にテーブル上のデータを取得します

const express = require('express');
const mysql = require('mysql');

const app = express();
app.use(express.json());
const port = 3000;

// MySQL接続設定
const db = mysql.createConnection({
    host: 'localhost',
    user: 'root',
    password: 'rootのパスワード',
    database: '対象DB名'
});

const tableName = 'TestTableNode';

// MySQLに接続
db.connect((err) => {
    if (err) {
        console.error('MySQL接続エラー: ', err);
        return;
    }
    console.log('MySQLに接続しました');
});

// データ取得
app.get('/getTabelDate', (req, res) => {
    const selectTableQuery = `
        SELECT * FROM ${tableName}
    `;
    db.query(selectTableQuery, (err, results) => {
        if (err) {
            res.status(500).send('データベースクエリエラー');
            return;
        }
        res.json(results);
    });
});

app.listen(port, () => {
    console.log(`サーバーがポート${port}で起動しました`);
});

上記を実行し、そのURLにPostmanでアクセスすると対象テーブル上のデータを取得できました

最後に

これでJavaScriptからMySQLへの操作ができるようになりました
ただ、Pythonの時と同様に基本的にSQLコマンドを渡して実行してもらう形となっているのである程度の知識が必要となりそうです

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